来年度予算の概算要求で文部科学省は「小学校における教科担任制の拡充」として2160人の定数改善を要求した。教科担任制が拡大すると新規採用教員が教える教科が減り、成長の場が失われるという声もある。しかし、新規採用教員が教科担任による質の高い指導を目の当 ...
子どもたちの困難さは話題になりますが、先生たちの困難さはあまり深い議論の対象になっていないのではないかと思います。もちろん、以前よりも働き方改革は進んでいます。教員の労働時間を正確に把握し、過労を防ぐためにタイムカードを導入して出退勤時間を記録する学 ...
中教審答申を受け、文部科学省は来年度予算案の概算要求で、給特法の教職調整額を現行の月額給与の4%から13%に引き上げることを盛り込んだ。これにより、人材確保法による処遇改善で、一般行政職の公務員の給与と比べて教員の給与が最も優遇されていた水準を超える ...
雄大な霞ケ浦を臨む茨城県美浦村では中学校の部活動地域移行に向け、霞ケ浦で釣りを楽しむ美浦フィッシングクラブが注目を集めている。2026年度から休日の部活動を地域に移行させるため発足させた公認地域クラブの一つで、村の環境、地域資源を生かし、学校部活動の ...
教育への仮想空間(メタバース)活用の可能性を広げようと、ベネッセコーポレーションは9月24日、大学入試の模擬試験をメタバース空間から受験できるサービスを開始すると発表した。10万人以上が受験する全国模試でメタバースを活用するのは初めての試みで、受験生 ...
月に一定時間の利用可能枠の中で、親の就労要件を問わずに時間単位で柔軟に保育施設を利用できる「こども誰でも通園制度」の制度化に向けた検討会議が9月26日、行われ、2024年度の試行的事業の実施状況と、同制度を実施する上での手引の骨子案が示された。
地域移行後の部活動と文化芸術活動の在り方について議論する「文化芸術ワーキンググループ(WG)」の2回目会合が9月26日、文化庁とオンラインのハイブリッド形式で開催された。先行自治体の取り組みが紹介されたほか、委員によるディスカッションでは推進期間後の2026年度以降について、「休日の移行を確実に完了させる期間とすべき」との意見が相次いだ。
今年4月、兵庫県姫路市の教育長にTBSの元アナウンサー・報道記者の久保田智子氏が就任し、大きな注目を集めている。就任して約5カ月がたった今、久保田教育長は「学校の中」と「学校の外」の価値観に大きなギャップを感じていると話し、「学校がやること・やらない ...
首相官邸の記者会見で「空気を読まずに質問するジャーナリスト」として、注目される西村カリンさん。今年5月に、自らの子育て経験を基にした著書『フランス人記者、日本の学校に驚く』を刊行し、日本の教育界にも一石を投じている。小6と小1の息子を公立学校に通わせ ...
公立高校では突出して茨城県に多い数字入り校名の高校について、茨城県教育委員会は外部有識者らによる検討委員会設置の方針を9月19日の県議会常任委員会で示したが、5日後の24日、一転して検討委設置を見送ると県議会側に伝えた。県教委は高校の新たな魅力づくり ...
各地の子ども食堂が物価上昇や夏に起きたコメ不足の影響を受けていることが、認定NPO法人「全国こども食堂支援センター・むすびえ」が9月24日に発表した、全国の子ども食堂に行ったアンケートの結果で浮かび上がった。9割近くが物価上昇の影響を感じており、寄付 ...
来年1月に実施される大学入学共通テストの出願受け付けが、9月25日から始まった。大学入試センターによると、初日は午後5時現在で1万400人の出願を受け付けた。出願は郵送で10月7日まで受け付けている。来年の共通テストは新たな学習指導要領を踏まえて、出 ...