公立高校では突出して茨城県に多い数字入り校名の高校について、茨城県教育委員会は外部有識者らによる検討委員会設置の方針を9月19日の県議会常任委員会で示したが、5日後の24日、一転して検討委設置を見送ると県議会側に伝えた。県教委は高校の新たな魅力づくり ...
首相官邸の記者会見で「空気を読まずに質問するジャーナリスト」として、注目される西村カリンさん。今年5月に、自らの子育て経験を基にした著書『フランス人記者、日本の学校に驚く』を刊行し、日本の教育界にも一石を投じている。小6と小1の息子を公立学校に通わせ ...
学校現場での生成AIの利活用について議論している文部科学省の検討会議の第4回会合が9月24日開かれ、『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』などの著者で国立情報学研究所教授の新井紀子氏からヒアリングが行われた。新井氏は生成AIが教育に及ぼす影響について、生成AIにより生じるハルシネーションのファクトチェックは、現状の児童生徒の読解力では困難だと指摘。「教員が対応すると多忙化に一層拍車がかかる。
各地の子ども食堂が物価上昇や夏に起きたコメ不足の影響を受けていることが、認定NPO法人「全国こども食堂支援センター・むすびえ」が9月24日に発表した、全国の子ども食堂に行ったアンケートの結果で浮かび上がった。9割近くが物価上昇の影響を感じており、寄付 ...
今年4月、兵庫県姫路市の教育長にTBSの元アナウンサー・報道記者の久保田智子氏が就任し、大きな注目を集めている。就任して約5カ月がたった今、久保田教育長は「学校の中」と「学校の外」の価値観に大きなギャップを感じていると話し、「学校がやること・やらない ...
来年1月に実施される大学入学共通テストの出願受け付けが、9月25日から始まった。大学入試センターによると、初日は午後5時現在で1万400人の出願を受け付けた。出願は郵送で10月7日まで受け付けている。来年の共通テストは新たな学習指導要領を踏まえて、出 ...
石川県の能登半島で9月20~22日に記録的な大雨が降り、24日時点で死者7人を出す大きな被害となった。輪島市では中学3年の女子生徒が安否不明となっている。同市では24、25日の両日、小中学校全校が休校措置を取る。一方、文部科学省は24日、石川県教育委員会に対し、被災学校の復旧や被災した児童生徒への配慮などに関して通知を出すとともに、学校関係の被害状況の把握などに努めた。
学校の働き方改革の議論で、現行の学習指導要領の影響として指摘されているのが、学習内容が飽和して学校現場を疲弊させるカリキュラム・オーバーロードの問題だ。大森直樹東京学芸大学教授は、現役の小学校教員に行った調査などから、現行の学習指導要領が最も子どもの ...
教育データの本格的な利活用に向けて、横浜市教育委員会は9月20日、市立学校の教職員、大学の研究者、民間企業などが集まって、横浜市の教育の課題をデータに基づき検討する「横浜教育データサイエンス・ラボ」を初開催した。横浜市では内田洋行と連携して、児童生徒 ...
自民党総裁選に立候補した各候補による党主催のネット討論会が9月23日行われ、教育や少子化対策などをテーマに各候補が意見を述べた。教育に関しては、「日本がもっと力を入れるべき教育の分野は何か」という質問に答える形で各候補が意見を述べ、「デジタル活用によ ...
厚労省は9月24日、2022年度に全国の児童相談所で児童虐待の相談を受けて対応した件数について、一部自治体で記載ミスがあったことを踏まえて修正した確定値を公表した。相談対応件数は全国で21万4843件となり、昨年9月に公表した速報値より4000件余り ...