予測困難な社会の中で新たな価値や解決策を創造する人材を輩出していくため、都立高校において「新たな教育のスタイル」を検討していく必要があるとし、東京都教育委員会は1月9日、その方向性や検討項目について、同日に行われた定例会で報告した。デジタルを活用し、いつでもどこでも学習できる仕組みや、学習指導要領の学びに加えて将来のキャリアで必要とする新たな学習について検討を進めていく。
子どもの体験機会の充実に向けて、徳島県の後藤田正純知事は1月7日、2025年度から県立学校で、任意の平日に校外での体験や学びができるようにする「ラーケーション」を導入すると発表した。仕事の都合などで土日に休みにくい保護者に、子どもと一緒にさまざまな体験や探究的な学びにつながる活動をしてもらうなどの利用の仕方を想定している。
在留外国人の増加などに伴い、外国籍の子どもが小中学校に通っていない「不就学」が課題となっている。文部科学省が2024年8月に発表した「外国人の子供の就学状況等調査」によると、23年5月の調査時点で、不就学の可能性があると考えられる児童生徒数は全国で8 ...
私立学校の初年度納付金の一人当たり平均額が、2024年度は2年前と比べて幼稚園、小学校、中学校、高校でいずれも増加していたことが、文部科学省の調査でこのほど明らかとなった。受験料の平均額も、いずれの校種でも増加していた。
全日本教職員組合は1月9日、全国で実施した教職員未配置に関する実態調査の結果、34都道府県11政令市で少なくとも4739人の教職員が未配置となっていると明らかにした。比較可能な自治体に絞って昨年5月時点のデータと比べると、5カ月間で未配置が1.38倍 ...
「生徒指導提要」の改訂版では、不適切な指導が不登校や自殺のきっかけになる場合があることを文部科学省が初めて記しました。子どもの自殺が増加する中で、生徒指導が自殺の背景にあることを初めて認めたと言っても過言ではないでしょう。